転職や仕事において前向きな3つの考え方

■ 資格

業種・業界によって取得できる資格は様々ですが、所得するならなぜその資格なのか?を自問してみるとより幅が広がり効率的に取得していくことができます。

例えば

・現在の業務に役立つものか

・将来の活かせるものか

・プライベートを充実させてくれるものか

など、優先順位は人それぞれだと思うので、どんな資格が自分に必要なのか・有利になるのか、整理してから取組むことをオススメします。

仕事に直結しないものでも「人生を豊かにしてくれる・趣味にいかせる・実生活で役に立つ」など目的が違えば、それはその人にとって必要不可欠なものになるのではないかと思います。

例えば絵を描く、写真を撮るなどの芸術的な趣味を持っている方なら、「もっとうまくなりたい」「専門知識をふやしたい」などと考えることは自然なことです。

そのために限られた自分の時間を活用し、趣味の分野を高めていくことで、プライベートが充実し、仕事への情熱ややる気がみなぎってくる場合もあります。

そう考えていくと、仕事や業務に直結しないものはNG、または優先度を下げてきた方の見方も違ってくるのではないでしょうか。

実際にプライベートが充実しているときは仕事も充実しているということを体験している人も少なくないと思います。(逆もしかりですが)

 

資格がないとだめだということではないですが、お金と一緒で「ないよりはあった方がよい・選択肢が増える」という意識で向き合ってみると、自分に合った・自分が必要としているものに出会える気がします。

 

■ 知識

多ければ多いほどよい。

多くの人がそう考えていると思います。もちろん多いにこしたことはありません。

 

ですが個人差はあれど人間の脳にも限界はあります。生まれて死ぬまでに得た知識を、すべて脳の中に蓄積し続けることは困難極まりないことだと感じます。

また知識は使ってこそ活きていくものだと思うので、億万分の一の素晴らしい蓄積脳の持ち主がいて、すべてを記憶できる人がいたとします。そんな超人も適材適所でもっている知識をアウトプットすることができなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

すべてを蓄積できないからこそ、人は紙に書き留めること、写真に残すこと、現在ではスマホでデータ化するなどの進化を遂げてきたのだと思います。

そしてその知識を適格に引き出し、表現できることが重要なのではないかと思うのです。

蓄えることより伝える方が難しい

だとしたらより多くを求めるのではなく、物量は必要な分を必要なだけ(あとは脳以外で)記憶し、伝える・表現することに意識を向け、その能力向上に時間を使った方がより知識を効率的に活用できる人間になるのではと思います。

 

■ コミュニケーション

人は人と関わりあって生きている

 

どんな人でもこの世に生まれてから1人の人間とも一切関わらずに生きてきたという人はそう多くはいないと思います。(例外はあるかなと思うので断言はしませんが)

多くの方が直接かかわってきたであろう「家族、友人・仲間、恩師、同僚・上司」

いまの自分の考え方や生き方などに良くも悪くも影響を与えてきた存在ではないかと思います。

また、直接のかかわりがなかったとしても、アーティスト・芸能人・スポーツ選手・偉人などの言動に、感動したり・涙したり・尊敬したり・勇気づけられたりとその時代その時代で影響を受けきたこともあるのではないでしょうか。

 

直接会って目を見て伝えられた言葉でも、そうでなくとも、

その時の自分の心のありようで、受けとめ方も変化するでしょう。

また同じ言葉であっても、伝える人が変われば、伝わり方も変化するでしょう。

 

当たり前ですが、直接・間接問わず、コミュニケーションは相手があって成り立つものです。

だから相手の心の状態がいまどんな感じか想像し、どう伝えたら伝わりやすいかを考え、言葉を選び、思いや気持ちを伝えることが重要だと思います。

 

どんな人でも得意・不得意はあります。

得意なことは勝手に伸びます、ただ不得意なことはフタをしがちです。

そこにフタをせず「どうしたら補えるか」「どうしたらよりよくなるか」を考え続け自分なりの答えをもって答え合わせをしていけばよいのではないでしょうか。

 

答え合わせが経験になります。

そして考える続けることで変化に対応できるようになります。

 

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」(チャールズ・ダーウィン)

 

変化に対応していくことが生き残る術ならば、知らないことに出会い、1歩1歩成長していけば、昨日の自分から変化した新しい自分にアップグレードしていくとき、仕事や人生において前を向いて進んでいけるのではないかと思います。